鶴見エイサー潮風

鶴見エイサー潮風

沖縄の冬は暖かい!?

2018年2月 執筆:Rねえ

皆さん、こんにちは。潮風那覇支部のRねえと申します。
沖縄に引越して4年のわたくしですが、住んでみてわかった事が多々あるので、それらをお知らせしてみようかと。

まずは「沖縄の寒さ」について

内地では寒波がやってきて雪やらマイナス何度とか大変でしょうが、勿論沖縄は別世界です。
とはいえ、沖縄も寒くなるんですよ!
ただ、内地育ちの私からすると『これを寒いと言うかな?』と思うことも。

まず、気温25度を切り20度に近づいていくと「寒くなってきました」とテレビやラジオでは言います。
そして、20度を切れば「冷えてきましたね」となります。
15度を切ったら「真冬の寒さです」になり、10度に近づいたらニュースになり、
10度を切って9度代になろうものなら、新聞の1面です。

とはいえ、ニュースになるほどの寒さはシーズンで1、2回くらいでしょうか。
そして晴れれば暖かく半袖でも大丈夫だったり、帽子がかぶりたくなるのは、やはり沖縄ですね。

また、内地の冬はカラカラに乾燥し冬晴れが続きますが、沖縄は曇りや雨が多いのも大きな違いです。
『沖縄の人は寒がりだなあ』と思いますが、子供達は上着を着ていても裸足で島ぞうりだったり。
これを「子供は風の子」といってもよいのでしょうかね?(笑)

「歩く木」が生息する島

2015年1月 執筆:KC

  

夜な夜な、地におろした根を持ち上げ、「ぺたん、ぺたん」と歩く。そんなイメージを持たれた方、残念! それは「木」ではなく「妖怪」でしょう。

では、「歩く木」とは何か?
沖縄には古くから「ガジュマル」という木が生息している。この「ガジュマル」が今回の主役。
「ガジュマル」はクワ科に属する常緑高木で、一番印象の強い特徴的なものとして、幹や枝から地面へと伸びる、ひげのような気根。
このひげは地面まで達すると、地に根をはり始め、細かったひげが次第に太く成長し、最後には幹のように堅くなる。
これを繰り返しながら、横へ横へと成長を続けていく。元あった幹が枯れてしまうこともあり、この場合、以前あった場所より横へ移動したことになる。つまり歩いているのだ。

「ガジュマル」は防風林として使われる事もあるらしいが、沖縄では上記のように歩くため、庭に植えても気根の処理が面倒くさくて、庭に植えるのは嫌がる傾向がある。
国際通りなどの観光名所などに、観葉植物として「ガジュマル」の小さな苗を販売しているのを見かけるが、購入した際には誤っても庭に植え替えるのは避けたほうが無難かもしれない。

さて、この「ガジュマル」から切り離せない話題の一つに「ガジュマル」の妖精「キジムナー」がある。
県民の「キジムナー」のイメージは、身長120cm〜140cm、赤髪で長髪、はだか姿に腰巻のみした子供。(これが水木しげるの某鬼太郎に出てくる「キジムラー」を見た当時小学生の私は、あまりのイメージのギャップにものすごい衝撃を受け、学級会議を開いた記憶がある。)

この「キジムナー」、大抵の子どもからは目の敵とされるため、定期的に「キジムナーバスターズ」が子ども遊びの中で結成される。
各々釘と金づちを手に持ち、近隣の小、中学校(大抵の小、中学校には「ガジュマル」の木があった)や公園の「ガジュマル」巡りをしては、幹に釘を打ち込んでいく。「キジムナー」は「ガジュマル」の幹に釘を打ち込むことで死ぬと信じられているからだ。小、中学校 あるいは公園の「ガジュマル」を観ることがあれば、幹にも注目してもらうと、何本かの釘が打ち込まれているのを発見できるかもしれない。それば、近隣の小学生による「キジムナーバスターズ」が行われた「ガジュマル」で、「キジムナー」はもういない(と思われる)。
今思い返すと、当時の著者の行為に、ものすごく懺悔したい気持ちになってくるのだが、子どもとは残酷なものである。

沖縄には海水浴場はない!?

2014年2月 執筆:KC

唐突だが、実は沖縄に「海水浴場」はない、と言ったら信じてもらえるだろうか?
海に囲まれた島であるにも関わらず、である。
試しにGoogleのMapで「沖縄 海水浴場」で検索しても、海水浴場はヒットしない。

答えは、そう、「ビーチ」なのである。沖縄県民に「海水浴場はどこにありますか?」と尋ねても、必ず「あ〜、ビーチね」と言い直されるはずである。(著者の私[沖縄市出身]なら言い直してしまうだろう)
戦後のアメリカ統治地代の名残が大きく影響している事だとは想像できるが、やはり、白い砂浜(サンゴ礁が粉砕されたものが大半を占める)の沖縄には「ビーチ」が似合う、とは著者の嫁(横浜市鶴見出身)の意見。

著者が上京したてのころは、ついつい「ビーチ、ビーチ」と連呼していたのだが、『なにをセレブ気取りして』という視線をもらう度に、『シマッた!!』と赤面することが何度とあったが、決して「セレブ気取り」をしているのでは無く、言葉の文化なのです!

ポーク 【ポークランチョンミート】

2013年11月 執筆:KC

いわゆる「豚肉」をハムのように加工した品で、缶詰で販売されており、沖縄では「ポーク」と呼ばれている。
沖縄ではよく食されており、1週間に少なくとも1度は口にするのではなかろうか。チャンプルーやおかず、下手すると そば にまで入っている事もある。

最近では、すっかり沖縄のコンビニに「ポーク卵おにぎり」が定着してきた。
おにぎりの具として、ポークと卵焼き を基本として、あとはシーチキンマヨネーズやレタス、油みそなどが、商品の差別化としてトッピングされている。
そしてコンビニの店員より必ず訊かれる言葉が「温めますか?」だ。
模範回答は「はい」である。
もちろん後で食べるつもりであれば、断るのもありだが、それでも食べる前には温めるべきだろう
ポーク特有の白濁で固まったラードをそのまま食すのは、どうも食感的に宜しくない。レンジで温め、溶けたラードが染み渡ったおにぎりのほうが美味しい! とは私個人の意見である。
ちなみにコンビニに最初に「ポーク卵おにぎり」をおいた店は「ホットスパー(現在のココストア)」で、確か1996年か1997年あたりで、当時は現在のようなビニールフィルムではなく、普通の食品用ラップに巻かれて販売していたと記憶している。

沖縄で「ポーク」というと、TULIP社の「ポークランチョンミート」を指す。間違ってもホーメル・フーズ社の「スパム」ではない。
TULIP本社があるデンマークでは販売しておらず、輸出のみで、そのほとんどが沖縄向けという噂。現に、沖縄の人に好まれる味付けの改良がされているのは周知の事実。
最後に、私の回りの本州出身の方に、TULIPの「ポークランチョンミート」とホーメルの「スパム」、どちらが好みか?と尋ねると、「スパム」の支持率が圧倒的に高い。
では沖縄出身者ではどうか。やはりTULIPの「ポークランチョンミート」の支持率が高いようだ。

チョンダラー(京太郎)

2013年5月 執筆:KC

潮風では、『顔が真っ白な眉毛の太い、ふんどしを締めてふらふら歩きまわり、時には子供たちから恐れられている』というイメージのある、あの方ですね。

念仏踊りを伝えた人が原型と言われています。京太郎がなまって、チョンダラーと呼ばれているという説もある。
漢字からも分かるように元々は京から伝わった芸能(念仏踊り)が根付いたものらしいが、今では道化師の側面が強いですね。
京太郎としての伝統芸能としては、沖縄市泡瀬と宜野座村に残っており、泡瀬に関しては無形民俗文化財として国より指定されている。(こちらは顔は白くないですよ!)

演舞の中での役割としては、エイサー隊全体の統括を担っており、隊列の整理や休憩タイミング、時には選曲なども場に合わせて地方(じかた)に指示する。
チョンダラーを担当する方は大太鼓、締太鼓、手踊りもマスターしていることが必須である場合がほとんどで、かつ、場を盛り上げるスキルが求められている立場のため、エイサー隊の中でも上級者のみが務められる。
時にはチョンダラーの振舞い良し悪しで場の盛り上がりが左右されたりするので、シビアですね!

エイサー

2013年3月 執筆:KC

沖縄で念仏踊りとして知られる伝統芸能の一つ。

沖縄では、地元青年会(高校生〜20代中頃)を中心に、旧暦の盆の迎え(ウンケー)から盆の送り(ウークイ)の夜に祖先の霊の送迎の為、各戸を回りながらねり歩く「道じゅねー」のスタイルを取り入れる事が多い。
私が先輩より聞いた「道をねりあるく」理由は、『盆の日に帰る身寄りの無い霊をさ迷わせないように エイサー部隊が引き寄せている』という話である。

著者は沖縄本島沖縄市の出身で、地元青年会のエイサーには高校生から始めて4回参加した。
夕方の6時頃から深夜1時頃までぶっ通しで踊り続けるのだが、足の裏や手のマメが潰れまくって辛かった事だけは覚えている。

潮風では横浜市鶴見区の仲通りを「道じゅねー」します